良かったところ
- やっている内容についてすべて記載したパネルを展示した
すべての来場者の方に展示内容の詳細を口頭で説明することは不可能なので、あらかじめシステムの構成や何をやっているのかということをすべて説明パネルに記載して展示しました。これは、興味はあるけどわざわざ出展者に説明を聞くほどでもない人や、そもそも出展者に話しかけるのが苦手という人も来場者の中にはいると思っているので、読みたい人は勝手に読めば良いし、それを読んで興味が出てきたら所長に聞いてネ♪という考え方の出展方法です。この展示方法はMFT2015から採用していますが、最適かどうかはわかりませんが間違ってはいないように思います。
展示したパネルにはやってみてわかったことや制作過程で苦労した点なども記載しました。この辺は他の複数のメイカーさんに面白い内容だと言われました。やはり同じメイカーとして共感できる部分があるのだと思われます。
悪かったところ
- デモができなかった
今回のシステムは無線が必須のシステムだったので、それが使えなかった時点でいろいろ破綻しました。2日目は擬似的にGamePadの画面を入力してデモをしたので、まだましだったと思います。イベント会場の無線環境をなめていました。 - システムが複雑すぎた
いかんせん一目で何をやっているのかがわかりにくかったと思います。まだ、動いているところを見せれれば違っていたのかもしれませんが…。
総括
題材はスプラトゥーンという一般にそこそこ浸透しているものなので知名度がありましたが、如何せんシステムが複雑すぎる&実演ができなかったということで何をやっているのかわかりにくいダメダメな内容となりました。今考えれば、結局何を見せたかったのかということが明確でなかった(作品を見せたかったのか、技術を見せたかったのか)というのが敗因だと思います。来年は子供でも分かるような内容で体験ができる形の展示にしようかと思います。
掲載情報
マイナビニュースにNVIDIAのJetson繋がりで取り上げてもらいました。
"作りたい人"のお祭り「Maker Faire Tokyo」が今年も開催 - 夏休み開催で子ども連れも多数 | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/articles/2016/08/09/maker/
スプラトゥーンにモザイクかかってる!権利の関係上そうなっているんですかね。
展示に他社の著作物を使うというのは厳密には微妙なところだと思います。(非営利なのでOK?)
展示の様子
こんな感じでした。