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2022年12月11日日曜日

コインアクセプタの中身はどうなっているのか

コインアクセプタの仕組み

コインアクセプタは投入されたコインをその直径で判断していると思われますが、実際にはどのような仕組みでコインの種類を判断するか知っていますか。解説したページがあったので紹介します。

Coin Acceptors Are Higher-Tech Than You Think

Coin-operated machines have a longer history than you might think. Ancient temples used them to dispense, for example, holy water to the faithful in return for their coins. Old payphones rang a bell when you inserted a coin so the operator knew you paid.

リンク先にある解説動画は以下です。


上記の動画はコインアクセプタをArduinoを使用して実現しているのですが、その過程で実際のコインアクセプタを分解しています。それで明らかになるのですが、意外と高度な仕組みが実装されているのです。

計測しているものは以下の3つです。
  1. スピード
  2. 直径
  3. 材料

スピード

LEDとフォトアクセプタを使用することで、そこをコインが通過するとLEDの光が遮られるのでコインが通過したことがわかります。これを2セット使用すると2点間の移動時間からコインのスピードが判明します。

直径

スピードが判明すると、コイン自体がLEDを遮る時間からコインの直径が計算できます。

材料

さらに驚くことに、内部に2つのコイルがあり、その間にコインを通過させています。その際の電流変化を観測することにより、コインの材質も加味して判断することができます。つまり、直径は同じでも材質が違うコインを認識することができるのです(実際にやったことはありませんが)。

まとめ

意外と身の回りにある機能の仕組みはわかっているようでわかっていないことがたくさんあります。コインアクセプタはコインの種類を判別できますが、自動販売機などではコインを判別した上で分別する必要があります。ではその分別はどのような仕組みで実現しているのでしょうか?そんなことを調べてみるのも面白いかもしれません。